10月も中旬に入り、

休日に外へ出かけると

 

小学校や中学校で

運動会をしているのを

よく見かけます。

 

 

またお祭りもシーズンで

太鼓の音やお神輿を担いだ

子どもの姿もあり

 

夏がかなり暑かっただけに

秋がきたんだなぁ~と

しみじみ感じています。

 

 

この学生の一大イベントの

運動会とお祭り行事を振り返ると

私は苦い思い出しか

思い浮かびません。

 

 

特に運動会は

嫌で嫌で仕方ありませんでした。

 

プロフィールにも書いたのですが
→コチラから)

 

私は保育園~小学生低学年のときは

身体が小さく、更に弱かったため

 

どの競技をやっても

ビリになることが多かったです。

 

一番好きな競技は

ラジオ体操でした笑

 

 

ラジオ体操だと

何も言われないし、

 

他の人にも迷惑かけないし

ホッと一息つける瞬間でした。

 

 

とにかく競い合う競技は

大嫌いでした。

 

 

同級生には悪く言われるし

先生に褒められた記憶なんて

ほとんどありません。

 

 

運動神経が抜群な人が

輝ける機会の多い運動会。

 

 

私のように運動が苦手で

辛い思いをされた方も

たくさんいらっしゃると思います。

 

 

そんな苦い記憶の中で

温かい思い出もあります。

 

それは運動会の昼食です。

 

 

家族で食べたお弁当

 

 

 

家族みんなで食べたお弁当が

とても美味しく

鮮明に残っているのです。

 

母が中心に作っていたと

思うのですが、

(祖母も手伝っていたと思われる)

 

私の母はお世辞にも

料理が上手とはいえません。

 

むしろ下手だと思います笑

 

実際に私は実家から出て

1人暮らしを初めて

 

様々な店で食事を重ねるたびに

 

「世の中にはこんなに

美味しいものがあるのか!」

 

と思ったものですから。

 

外食して食べた唐揚げも美味しいですが、

なぜが母のつくった

癖のある唐揚げが恋しくなる・・・。

 

人は思いを込めて

食事を作ると

そこにはエネルギーが宿ると

私は感じていました。

 

 

知覚と味の心理研究

とある興味深い心理実験があります。

 

2012年Grayさんが

 

”The taste of kindness”
(やさしさの味)

という題材。

*日本心理学会 心理学ミュージアム

http://psychmuseum.jp/

 

 

内容は

大学生2グループに分けて

同じお菓子を食べてもらいます。

 

同じお菓子を食べてもらいます

 

 

①のグールプには

「適当に選びました」

といってお菓子を渡し、

 

②のグループには

「あなたのために選びました

喜んでもらえると嬉しいです」

 

といって渡したのです。

 

その結果…

 

なんと②のグループの方が

「お菓子が美味しい!!」

と高い得点が得られた

 

と言います。

 

つまり、

相手からの思いやり

優しさを感じることで

 

味が良い方へ変化

するというのです!

 

詳細はコチラより↓

*日本心理学会 心理学ミュージアム

http://psychmuseum.jp/

 

 

最後に

 

実験結果からも分かるように

 

私達の食事は

食材や料理の裏側にある

相手の気持ちを感じることで

 

より深く味を

噛み締められるようになります。

 

私が母のお弁当の味を覚えているのも

 

母が運動会だから

いつもよりも想いを込めて

作ってくれたから

 

なのかもしれませんね。

 

近年ではコンビニや

様々な外食産業が進出し

 

いつでもどこでも

食事がとれる

便利な世の中になりました。

 

しかし、その一方で

愛情のこもった食事が

失われつつある

感じています。

 

時代が急速に変わりつつあるので

仕方のない点はありますが

 

私がうつ病を経験して感じることは

元気になっていくためには

食事はかなり大切だということ。

 

たくさんエネルギーがこもっている

食事を食べ続けると

心も元気になると感じます。

 

現在私は独身ですが、

将来子どもができたら

 

料理は母譲りでうまくはないのですが

 

”父親の味”を提供できるように

頑張りたいと思います笑。

 

最後までお読み頂き

ありがとうございました!