皆さんは”インナーペアレント”

という言葉をご存知ですか?

 

私はつい最近、

自分が受講しているある講座で

初めて学んだ言葉です。

 

よく私は、

 

「自分に自信がない」

 

「過去を振り返りクヨクヨする」

 

と考えてしまいがちでした。

 

その思考の癖が治らなくて

これまでかなり悩みました。

 

しかし、インナーペアレント

という言葉の意味を

知ることで

 

自分の思考の癖の原因が

少しわかった気がしました。

 

 

インナーペアレント(内なる親)とは

 

インナーペアレント

とは日本語で

 

”内なる親”

という意味です。

 

少し噛み砕いて伝えると

自分の心の中には

 

親のように見ている

 

もう一人の自分が

存在している

という意味です。

 

なのでインナーペアレントとは

「見つめる自分」ともいわれます。

 

この考えは

「見つめる自分」

「見つめられる自分」が

存在しているということです。

 

 

このインナーペアレントの

の性格はというと・・・

 

ペアレント=親

という意味であるように

 

多くの場合は

分の親の価値観を

取り入れられ

創られているといいます。

 

 

例をあげると

 

・食卓で職場での同僚の失敗を

厳しく批判していたり・・・

 

・学校の成績を

親の中の厳しい価値基準で

判断していたり・・・

 

・TVのワイドショーで

批判しまくっていたり・・・

 

 

そういった環境下で育った子どもは

親の厳しく批判的な

思考を取り込むので、

 

この子のインナーペアレントは

厳しく批判的な性格

なってしまいます。

 

 

つまり

自分を厳しく責めてしまう
(自分をダメ出ししてしまう)

といったことが起こるわけです。

 

自分の場合で当てはまると・・・

 

私のインナーペアレントは

どんな性格なのか

考えてみました。

 

よくよく考えてみると

私の親は

過去を悲観するタイプでした。

 

「あの時やっておけばよかった」

 

「あれ買っておけばよかった」

 

また起こった出来事や将来に対して

悲観的に判断しがちでした。

 

「こんな結果になってしまった、

どうしよう」

 

「仕事でスピーチがある、不安だ」

 

 

つまり私のインナーペアレントは

過去志向が強く、

 

悲観的な性格であることが

判明したのです。

 

 

そりゃ、

こんな性格の自分が

心の中にいたら

 

過去を引きずるし

将来に対しても不安に

なりますよね笑

 

最後に

 

自分のインナーペアレントを

理解し受け止めることで

将来を悲観したり、

 

過去に引っ張られる

原因が分かり、

 

少し心が楽になりました。

 

 

ついついインナーペアレント

について学んでしまうと

 

「親のせいで、こうなった!」

 

と思ってしまいます。

 

私もそうでした笑

 

ですが、大事なことは

 

インナーペアレントに

気づけたことと

 

今まで育ててくれた親に

感謝して

親を越えることだと思います。

 

 

一番の親孝行は

高価な物をあげることでも

親のそばにいて手助けをすること

ではないと思います。

 

自分が幸せに生活し

そして親を越えること

一番の親孝行だと

感じます。

 

最後までお読みくださり
ありがとうございました。