つい先日、
愛媛にある料理屋さんに
お酒を飲みに行きました。
郷土愛溢れるお店。
地元で作られたお酒と
料理を堪能してきました。
「どうしたら美味しく
料理ができるのか？」
と愛媛の食材を大事にして
手間をかけて作ってくださった
ことを強く感じる料理の数々。
店内の雰囲気も温かく、
店内の配色、
机・椅子・照明など細部にこだわり、
使用する食器も
職人さんが丹精込めて作ったものを
使用しているそうで
「この料理をどうしたら
みんなで楽しく食べることができるのか？」
と、一緒に食べる人を大切にして
気にかけてくれているのが
伝わるお店でした。
「とても良い方が
経営されているんだろうなぁ～」
そんなことを思っていると
店長のSさんと
お話する機会を頂けました。
店長さんの物語
話を聞くと、店長のSさんは
年齢は私とほぼ同世代。
飲食店で経験を積まれた後
一度会社員を経験されて、
今のお店を経営されたといいます。
（現在お店は１年経つそうです）
私の人生も紆余曲折あり、
（詳しいプロフィールはコチラから）
今に至るので、
Sさんが会社員を辞めて
今のお店を
経営されるまで
どんなエピソードがあったのか
同世代として
とても気になりました。
私
「Sさんが会社員を辞めて
お店を出すまで、
何かきっかけはあったのですか？」
Sさん
「飲食店で働いている時に、
トップに立って、
お店を経営した経験があります。
でも、会社員をある程度続けていると
先が見えてしまいました。
そんなタイミングで
離婚もしました。
親をがんで亡くしました。
ありがたいことに
親はお金を残してくれましたが
お金を残して死ぬよりは
何かにチャレンジして
生きよう感じました。
まだまだ話せば色んな話があるのですが
そういった経緯があって
たまたまご縁があり、
今のお店を経営しています。」
と辛かったであろう
出来事も話してくれて、
Sさんの人生のストーリーに
共感する点が多くありました。
人生が変わる人・変える人の共通点
私がここ１年で学んだ内容で
人生が変わる人の
共通点は
闇の経験を光り（気づきや学び）に
変えた人達だと
感じています。
闇の経験によって
今までの走っていた
レールから外れ、
新しいレールを
気づきや学びによって
進む道を光りで照らし、
一気に電車が
走り出すような感覚です。
私もそうでしたが
世間一般的な価値観・常識
仕事でのキャリアなど
誰かが敷いたレール上に乗っていては
新たな自分の道を進むには
難しくなることが
多いと感じています。
私の場合は、
うつ病を患い、
仕方なく
そのレールから外れてしまいました。
そして、その苦しんだ期間を振り返り
気づきをたくさん得たため、
新しい人生が今始まっていて
病気になったことへの
罪悪感は和らいできました。
病気になったことは
たくさんのメッセージが詰まっていたと
今では思っていますし、
感謝の気持ちすら芽生えてきています。
レールから外れるきっかけとなるのは
もちろん良い経験も含まれると思いますが、
もしかすると
闇の経験が多いのかもしれませんね。
Sさんの場合ですと、
離婚や親御さんとの死別が
それに当てはまると思います。
その間、お話できなかった
たくさんの葛藤があったと
思われますが、
そこから気づきを得て、
不安や恐怖に打ち勝ち、
勇気を出してレールを飛び出して、
たくさんの不毛なゲームから
降りたのだろうと
推察されます。
そして
新しい世界（自分のお店）を開き、
現在に至るのだと思います。
集客について
Sさん
「今このお店広告出してないんですよ。
基本的には知り合いで
繋がったお客さんが
来られることが多くて…
広告を出しすぎると
お店のコンセプト（理念・理想）
が崩れて
やりたいことがズレてしまう。
おかげで良いお客さんに
恵まれています。
もし広告をみかけたら
『経営がヤバくなったな』
と思ってください笑」
私はこの１年、
ビジネスで成功されている方の
コンサルや講座を受けてきました。
成功している方に共通して言えることが
ものを売るよりも
自分の人生の物語や
お店や商品の理想・理念を
しっかり伝えて、
お客さんに
共感を得ているという点です。
もちろんSさんと同じように
無理な勧誘もせず、
リピーターも多いことも特徴です。
私はまだまだ
そのステージにはいませんが
Sさんの話を聞くと
成功している方々と同じ点が
たくさんあります。
なので今後も
広告を出すことはないと
感じています笑。
さいごに
Sさん
「今は白髪が少なくなりました笑」
充実感いっぱいで
たくさん様々な話をして
くださりました。
苦労をものともせず、
試練を乗り越えてきた経験。
ぶつかることを恐れず、
新しいことに挑戦した経験。
それこそが
一番感動を呼び、
人を感化させて
いくのかもしれません。
一食のごはんが作られるのに
間接的も含めて
約30万人が関わっていると
いわれます。
更には
一人と出会うのに
その人が今に至るまで
100万人以上が関わっているとも
いわれます。
Sさんのストーリーを聞いて、
様々な人とのつながりを感じながら
料理とお酒を頂くと、
とてもパワーが湧き上がってきたように
思います！
その頂いたパワーを
私も他者に惜しみなく
分けていきたいと思います。
ご馳走様でした！
最後までお読み頂き
ありがとうございました。
